このレビューはネタバレを含みます
面白かった。
同性愛を描く作品はいくつか見てきたけど、
大伴先輩の圧倒的クズ男っぷりに脱帽。
しかしこういう男はモテるんだよね、それがクズっぷりに拍車をかける。
成田くん演じる今ヶ瀬の必死な様子がみててしんどくなってくるけど
好きで好きでしんどいんだね。
愛情の深度がちがうとカップルはうまく行きにくいのかもしれないし
精神の安定しない相手との共同生活は破綻するし
圧倒的に結婚に向かない人間も存在するということがわかった、、
一番のシーンは生まれ年のワインをあげたあとの
「来年またあげるから」ですね…
その言葉がうれしくて、でもすこし(きっと)ほんとかな、来年も一緒にいられるのかな、というような今ヶ瀬の表情がとてもよかった。