窮鼠はチーズの夢を見るのMMMのネタバレレビュー・内容・結末

こういうBLモノって、誰もゲイを否定しないファンタジーな世界でできてることがほとんどだけど、本作はなつき先輩とか通行人、近所のおばさん、そして恭一自身までしっかりゲイに対してちょっと一線をひいてて、今ヶ瀬の気持ちを考えると苦しい…最初は恭一浮気もしとるし、今ヶ瀬にも煮え切らん中途半端な態度やし、めちゃめちゃ嫌なクズ男やったけど、映画後半になると誕生日サプライズやったりとか意外といいやつでモテる理由もわかった気がした。しかし、恭一の周りの女怖すぎる。奥さんも浮気してたし、何よりナツキ先輩性格悪すぎる。常務の娘もなんかいい子なんだろうけど好きになれん。それにしても成田凌が可愛い映画だった、ひたすらに。成田凌って犬系男子だし、クズ役がいい意味で似合うし、タバコが似合う俳優ナンバーワンだわ。きれいな背中。男の人って事後にパンツ履かなくて恥ずかしくないんですか？だんだんメンヘラみたいになっていく今ヶ瀬めっちゃ重いけど、気持ち分かる。自分だけゲイで、ノーマルな恭一がいつ女の人のことを好きになるか不安だよなあ…誕生日サプライズ受けて泣きそうになってる今ヶ瀬がほんとに可愛くて、よかったねぇ、、、。振られた時の崩れ落ちる今ヶ瀬の姿がもう辛すぎて見てられない。そしてまた流される恭一、、、ほんとにクズだ。両思いなのに、恭一と付き合ってても幸せになれないことを悟って、自ら出て行ったのか？なんで結ばれなかったの？なんで幸せになれないの？？？？ていうか普通に恭一はクズだからやめときな？？？

大倉くんってあんまり演技上手くないのかな？それともそういう情のない役だからそんな感じに見えたのかな？まあ、大倉くん演技が上手いかどうかは別として、今回の演技はほんとに情のない人みたいな感じですごかった。成田凌ってめっちゃまつ毛長いな。