窮鼠はチーズの夢を見るのペインのレビュー・感想・評価

成田凌が大倉忠義のアレをしゃぶりまくるコメディポルノ。

行定監督は個人的に近年の『ストロボ・エッジ』と『ナラタージュ』が相当に微妙だっただけに、それに比べればかなり楽しめた。

撮影や役者陣も諸々良く、成田凌のオネエ演技もかなり説得力があって、ちょっとした目の揺らぎとか表情で、セリフではなく複雑な心境を表現していて見事でしたね。

中盤、成田と大倉が一緒に住んでいることに気づいてドン引きするさとうほなみさんの顔が白眉。とはいえ終盤、2時間以上尺ある割りにはかなり急ぎ足で雑だったのでそこは惜しい。