坂上豊彦

フォードvsフェラーリの坂上豊彦のレビュー・感想・評価

フォードvsフェラーリ(2019年製作の映画)
3.8
これは映画館で観たかった。車好きならエキゾーストノートにやられること間違いなし。
2時間以上あったとは感じなかい面白さがあったが、男臭い映画なので観る人を選ぶかも。(そこはトップガンとは違うところ)

フォードvsフェラーリというタイトルだが、純粋なフォードとフェラーリ戦いの物語ではなく、2社の戦いの中で描かれる2人の男のドラマというのが正解。
1人がシェルビー。シェルビーコブラという名車を生み出した男。米国人で初めてルマンを制した男。
もう1人がケン・マイルズ。病気で走れなくなったシェルビーが、ドライバーを託した男。

職人資質でいやらしさを持つフェラーリ社長。
邪魔するフォード社長。特に副社長。

フォードが嫌いになる事間違いなしの映画だ。
(よく許したとも言える。事実だからという側面もあるのか)