来世はおしるこ

フォードvsフェラーリの来世はおしるこのレビュー・感想・評価

フォードvsフェラーリ(2019年製作の映画)
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胸糞だった、世にはびこる大きな会社ってのはもうみんなさっさと潰れてしまえばいいんだ!(大声)
金や欲にまみれた結果かけがえのない人類の進歩に真っ直ぐ向き合えないキモホワイトカラーどもなんかビジネスや投資に失敗して美人局に遭って自分の悪さたるやを見直せばいいんだ!!(大声)

どこまでが史実に基づいているのか全く知らないし調べようとしたけどデュース本人の顔があまりにも似てて嫌になってやめました!!!(大声)

ずるい、成敗されて欲しい、フォードなんて大嫌い、アメリカも嫌い、屈するなんて絶対にあってはならない!!!!(大声・泣)



公開当時、タイヤ会社に内定をもらっていたのでわたしでもタイトルを聞いて「ル・マンの話だ」と分かった、でもジャケットを観て「レース映画には仕上げてないのかな?」と思った、直近で言うと『グランツーリスモ』なんかはジャケットを見たら一発でレース映画だと言えるけど、こっちのジャケットはパターンを見ても躍動感は少ない、静の要素が強い、タイトルでオチは分かるし、魅せたいところはそこじゃないよと言ってるようで、それが少し重たそうでシアターには行かなかった

お父さんが火だるまになりかけたシーン、小学校高学年くらいの子どもにとってはトラウマになるような情景だったはずなのに、すぐメカニックに「火だるまになったことある?」「耐火スーツ着てても死んだ人はいるよ」と落ち着いて自分の不安を解消させている様子が大変大人だった
大人が脚本を書いてるのだからそれはそうなんだけど、そしてピーターが本当にそういうことを言ったかどうかは関係なくて、人の命が時速230キロに乗っかっている事実と、それにロマンを感じてその先へ行こうと努めるチームがいること、それを応援しようとする愛、そういった人の想いを感じさせる描写があって良かった

だからこそスーツ軍団がよりクソに見えますね、車なんて一生買いません
来世はおしるこ

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