「減速しろ!」
2時間33分の長尺ですが、中盤から時間感覚を奪われる物語への没入感に上映時間は気にならない。
これIMAXで観れば良かった、、。
というかスクリーンXで観てみたい‼︎
(本作は映画館で観るべき作品ですね)
あと、クリスチャン・ベイルがカメレオン俳優すぎる。(元バットマンだけど、前作は「バイス」を演じていた人ですよ、、。)
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圧倒的な臨場感。
フォード(アメリカの会社ね)vsフェラーリ(イタリアの会社ね)の巨大なマーケティングによるレース対抗戦 ではなく、フォードにて元レーサーでカーデザイナーであるキャロル・シェルビー演じるマット・デイモンと、レーサーであるケン・マイルズ演じるクリスチャン・ベイルによる職人肌な2人の漢によるドラマに物語を極端にフォーカスすることで唸るレーシングカーの如く、その圧縮した世界感を爆発させるかのようにデイトナ(アメリカで開催ね、会場はサーキットを使う。)、ル・マン(フランスで開催ね、会場は公道を使う。)での圧倒的な臨場感で魅せる。
鉄の塊りが轟音を奏でて走っていた時代の物語。
いざ、7000回転の世界へ。傑作。
めちゃくちゃ良かった!
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レーサー ケン・マイルズの妻モリーを演じたカトリーナ・バルフのナチュラルな魅力が半端なかった。好き。