薫

ナショナル・シアター・ライヴ 2019 リア王の薫のネタバレレビュー・内容・結末

4.0

このレビューはネタバレを含みます

まず、とても小さい劇場であれだけのセットを組めて、なおかつ主役イアン・マッケラン、とても贅沢な舞台だと思う。

登場人物、善悪はっきりしてるけれど、子供に裏切られた親の話が最後に交錯する。
傲慢なリア王、おかしくなってしまったリア王、最後に娘と和解するリア王。イアン・マッケランの全ての演技が素晴らしい。もちろんほかの役者さんも。

最近のシェイクスピアの舞台の衣装はスーツとか、現代のものを着ることが主流なのでしょうかね。
(ハムレット、ジュリアス・シーザー、リア王)
演出も花道みたいなセットがあって、演者が行ったり来たりして面白かった。
お金かかってる。

あー世の中には私がまだ見てない面白いものが沢山あるんだって改めて思いました。
薫