“映像&音響劇場体感型IMAXムービー”
出ました!今年No.1作品!!
フランク・ハーバートの原作小説が好きすぎてリンチ版をも愛する人間としては本作にも満点をつけざるを得ませんw
原作の描くこの壮大な宇宙SF叙事詩は物語として一本の映画にするのはおそらく不可能。
なので本作を含めた映像化作品は全てが二次創作作品と言ってもいいくらい。
そういった意味でこれまでそれに最も成功しているのは『風の谷のナウシカ』だと思います。
そして本作
大好きなヴィルヌーブ監督が、原作の世界観を彼にしかできない映像表現で見事に表現してくれました。
それも登場人物の出自や人間関係のようなドラマ的な部分を極限まで削ぎ落とし、映像の美しさをひたすら追求したのはとても潔く勇気のいることだと思います。
そのため、IMAX専用フィルムで撮影された本作はIMAX鑑賞することでヴィルヌーブ監督がこだわりぬいた極上の映像と音響を体感することができます。
なので本作には物語の理解やドラマ性を求める必要はないのかもしれません。
驚いたのはIMAXフル画角映像の多さ。
ラージフォーマットいっぱいに広がる、バッチリ構図の決まった映像に終始鳥肌。
音響も凄まじい🔊
おそらくIMAX映画史に残る作品になったのではないかと思います。
ただ残念だったこともいくつか…
ハンス・ジマー
TENETを断って本作に参加したからでしょうか。
チョット気合が入りすぎ?w
シャーロット・ランプリング
久しぶりのスクリーン登場でしたが、ベールで顔を隠されていたのが残念😥
ピンク・フロイド
予告編で使われていた曲が本編では流れなかったような…
これはホドロフスキーへのリスペクトか皮肉かw
とはいえ満点💯が揺らぐことはありません!
早くPart2が観たい🤤
p.s.
ノーラン作品だけでなく、『ノー・タイム・トゥ・ダイ』や本作のようにフル画角でのIMAX作品が増えているのに、上映できる劇場が全国でたった2ヶ所から増えないのはとても残念😢
多くの人が劇場に通うようになれば興行側も考えてくれるのでは🤔