SFこそ映画館で没頭して観るべし。
原作は未読なので再現性は分かりませんが、圧倒的な映像と音響と俳優陣の演技で最初から最後まで緊張感が高く、世界観にどっぷりと浸りました。
豪華な俳優たちががっちり周りを固めるなかで見せる、ティモシー・シャラメのきらめきときたら、もう。彼はこの先どこまで行くのでしょう。
ブレードランナーのリメイクに続き、SF大作に挑んだドゥニ・ヴィルヌーヴ監督の心意気に拍手。
物語は始まったばかり。
次作も楽しみで仕方がない。
予習必須とのコメントを見かけますが、そう大事でもない気がします。確かに単語や関係性を十分理解できないところもあるのですが、それでも世界観に浸れるかどうかが映画に限らずSFを楽しむ鍵なのではないでしょうか。
*日本版トレーラーは作りを間違ってる気がします。テロップで強調している部分の前日譚が本作なのでは?