にゃんこむ

あたえられるか否か 徳川埋蔵金120年目の挑戦のにゃんこむのレビュー・感想・評価

3.3
Amazonで日本刀のドキュメンタリーを見たらこちらをオススメされたので鑑賞。

○1853年、江戸時代の末期。鎖国していた日本は諸外国から開国を迫られていました。海外に大量の金が流出することを危惧した徳川幕府は、金を群馬県の赤城山に隠したとされる。360万両、時価数十兆円にもなるという大金である。
この作品は未だ見つかっていない埋蔵金を何代もかけて探す水野一族のドキュメンタリーである。

昔よくやっていた徳川埋蔵金の特番のような、どこにあるのか?を探求する内容ではなく、
ひたすら赤城山を掘る水野一族をドキュメントしたもの。
赤城山は裾野が広く、あてずっぽうに掘るだけではとてもじゃないけれど埋蔵金までたどり着けない。
一代目は湯水のごとく投資をするが、出て来ず、世代交代するたびに規模が小さく最後は一人で細々と掘る日々。インタビューを聞いている限り、夢を追っているというより、先祖の無念を晴らすため。

ドキュメンタリーとしては冗長でとりとめのない内容なのですが、こんな人がいたなんて……興味深かったです。
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