めろぬそーだ

赤い闇 スターリンの冷たい大地でのめろぬそーだのネタバレレビュー・内容・結末

3.3

このレビューはネタバレを含みます

世界恐慌によって世界中の経済が大打撃を受ける中、当時のソビエト連邦は五ヵ年計画を基に経済政策を進め発展を続けていた。しかし、主人公はある疑問にたどり着く。
ソ連は明らかに金を使いすぎている。
ソ連の資金源は果たしてどこから。

答えはウクライナにあった。
当時実際にソ連の政策によって起きた人為的飢餓であるホロドモールがその正体である。

現在ロシアとウクライナは戦闘状態にある。報道はややウクライナの見方を優先する傾向にあるが、少なくともこのような人為的飢餓があったことを知っている者は少ないであろう。
答えは一つであってもそこに辿り着く式はいくつものパターンがある。
このホロドモールがウクライナ国民にどのような考えを与えているのかを今一度考える必要があるだろう。
めろぬそーだ

めろぬそーだ