このレビューはネタバレを含みます
「わたしは、ダニエル・ブレイク」とか「ラブ・アクチュアリー」のような雰囲気を感じた。
ロシア料理店がメインで料理を食べて和やかになるかと思ったらそうでもなくて驚いた。一応ちゃんとメインの立ち位置ではあるが。
キャラ同士のニアミス具合と最後に収斂していくのは良かった。
子供達良かったな。ジュードが低体温症になる前と後でがらりと変わってた。夜勝手に出ていくシーンで危ないなあと思いながら見ててら案の定。よく助かったな。
ジェフは健常者ではなく、ちょっとIQが足りない人だったのかな?そこら辺のボーダーみたいな人だったのだろうか。
また椅子出てきたのちょっと笑った。
恋愛面は唐突だったので、無くても良かったと思う。逆にジェフがアリスに復帰手伝うよとかは良かった。信じらんねえ~って唖然とするけど、そこら辺の機微がわからず善意で申し出ているというのがわかるし、まあでも、あ?とはなるな。
ビル・ナイはなんだ。友情出演か?みたいなチョイ脇役。ロシア料理店うまくいって良かったし裁判も勝てて良かった。
DV夫が警官だから逃げ回らなきゃいけない社会クソすぎる。行政に頼れよって何度も思ったけどダメなのかな。そこら辺の事情はわからない。そこまで社会クソなの?滅んでも良いなって思っちゃうな。
アリスの善人でいるの疲れた感じはイマイチわからなかった。最初、ワーカーホリックなのかと思ったけど、両親も恋人もいないのを仕事や人助けで埋めてた感じなのかな?良いんじゃない?そこら辺もアメリカでは疲れてる人、ちょっと普通じゃない人になるのかな。辛い。
「家で待ってる人はいないでしょ」とか、はあ????ってこっちがキレた。なんて心無い発言なんだよ。
全体的に社会福祉からこぼれた人とそれを救う人の話で面白かった。
イマイチなところもわかる。もう少しテーマ性が見えても良かったと思うし恋愛がな~~。下心ありで助けるのは興醒めだよ。