このレビューはネタバレを含みます
寓話的とすら感じる奇妙なシチュエーションややりとりだがこれが実話というのがドイツの底力か…
最近のシリアルキラーものはポンコツぶりを描くのが主流になりつつあるのか…
”普通の人”はホンカのような人に「屋根裏にしまっておきたい、出来れば社会に出てこないでほしい」という思いを持ちながら生きている
それはまるで部屋の謎収納スペースに乱雑に押し込められる遺体と重なる
本作は「屋根裏」に押し込められた人達の話でもあるように思う
ラスト部屋が炎上したので、遺体が燃え尽きて無事証拠隠滅できましたってふざけたオチだったらいいのになぁと思って見ていたが、そうはならなかった
まぁ、実話だししょうがない