屋根裏の殺人鬼フリッツ・ホンカのKazookiのレビュー・感想・評価

グロさでいったらキャッツの方がグロいです。
この映画の凄まじさは暴力シーンを長回しで収めているところ。延々と続く暴力に女優さんの身体が心配になる程です。

フリッツ・ホンカに対して、同情をさせることがないよう敢えて俯瞰のような立ち位置で描いていることに好感を持てました。そういう意味ではジョーカーとは違う異常者なので安心してみれます。ジョーカーは異常者に感情移入してしまうのが観ていて不快になってしまいます。（それが醍醐味なのですが）