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ペトルーニャに祝福をのkomonoのレビュー・感想・評価

ペトルーニャに祝福を(2019年製作の映画)
3.0
北マケドニアのシュティプに暮らすペトルーニャは仕事に就けず鬱々と暮らしていた。そんなある日母の知人のツテで面接を受けるが面接官の態度は酷く、挙げ句「そそられない」とあしらわれてしまう。怒りと悲しみに満ちた帰り道、「神現祭」に遭遇。川に投げた十字架を拾うと幸せになれると言われ、ペトルーニャは思わず飛び込んで十字架を取ってしまう。しかしその神事は女性の参加を禁じており……
10年ほど前に実際に起きた出来事から着想を得た物語。監督も女性であり、この出来事から起きた人々の反応から苛立ちが生まれ、このストーリーが生まれたそう。
北マケドニアを含む様々な国で行われているこの神事に詳しくないので何故女性の参加が禁じられているのか、映画のストーリーのように発展したのか、そこまでは汲み取れないが、女性の憤りみたいなものは感じられた。ただペトルーニャももっと頑張らないといけないことはある。
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