ビートルズが消えた世界で一人だけ覚えている主人公の物語です。
10年間泣かず飛ばずの売れない歌手で、引退しようと決めた矢先に交通事故で入院。
それを境に世の中からビートルズが消えてしまったことを知る。ビートルズの曲を使ってデビューしよう!という話しデス。
脚本家が『アバウトタイム』とか描いてた人らしく、それらしいファンタジー的な展開で観やすかった。
それ以外に色々と世の中から無くなっているのがちょいちょい出てくるので、それも楽しめる。
退院後にイエスタデイを弾き語りして周りがみんな泣きながら感動するシーンとか…リアクションが笑える。
思い切り変人扱いされるけど…いやそうなるよね。何言ってんのコイツら?ってなりますわ。
終盤の展開がイイ。監督や脚本家が望んでいた世界がこういうことなんだなぁというのがよくわかる。
ビートルズ好きにはたまらんです。