このレビューはネタバレを含みます
フレアかなんかの影響で全世界が12秒間停電になり、その間にジャックマリクは交通事故に遭い、昏睡状態に。。
目が覚めたとき、そこはBeatlesが存在しなかった世界だった。
売れないミュージシャンだったジャックマリクは、自分だけが知っているBeatlesの名曲を新曲として世の中に広めていく。。。
瞬く間に広まっていくジャックの名と偽の才能。さらにそれはエドシーランのおかけで加速する。
最初はノリノリだったジャックも、自分の立場が目まぐるしく変わっていくうちに罪悪感を感じるようになる。
幼なじみ兼売れないミュージシャン時代を支えてくれた元マネージャーのエリーとの距離も離れていく…
ジャックの他に、Beatlesの存在を知っていた2人は応援して感謝してくれる存在だった。(私もめちゃくちゃ安心した)
結局この話は王道ラブストーリーなんだと思うけど、話を彩る要素が贅沢な使われ方をしていると思った。
漁師になったジョンレノンに会ったジャックの気持ち、グッときたわ…よく生きてたね、と。
ジャックがピアホテルでライブをした後に、Beatlesファンからカミングアウトされる場面で、
「Beatlesのいない世界はつまらない」って言ってたのが印象的だったな。
設定が無茶あるな〜と思ったけど、無茶振りを感じさせず、ハラハラ要素もあり、王道のハッピーエンドで終わるかたち、好きです！！！主人公がイケメンじゃないとこも◎
オブラディオブラダでうるるっときました。
Beatlesの偉大さがよく分かる映画！
