ハッピーで心地良い作品だった。全編を通して流れるビートルズの曲を殆ど全部、と言って良い位耳にしたり、口ずさんだ事があって、改めてビートルズの凄さを感じた。
「イエスタディ」「レット・イット・ビー」「シーラブズユー」「ヘルプ」まだまだ沢山！
全く売れないシンガーソングライターだったジャック。ある日世界規模の停電があり、ビートルズが消えてしまう。その中で唯一彼らの楽曲を知っているジャックは彼らの曲を歌い段々と有名になっていく。
ストーリーはシンプルで予定調和的なハッピーエンドだったが、要所、要所で流れるビートルズの曲が心に響いてきて音楽の力を感じた。あっこの曲！次はこの曲！
少し違和感があるとしたら、ジャックを思い続けていたエリーがあまりにキュートで美しく、ジャックそんなに魅力的？と感じてしまった。
まぁそれはストーリーから逸脱しちゃう。
人の幸せってお金や名声ではなくて、愛する人と出会うこと。同じ道のりを手を取り合って歩いていける事。お金や名声を手にした事がない私には比較出来ないけれども。(笑)きっと！
私にとって彼のビートルズに代わるものは何だろう？って考えた。ウーン。難しい。
ともあれ2人は結ばれジャックは元の音楽教師になり、幸せになった。ジャック！早く気づいてよ！(笑)
エンディングのクレジットとともに流れる「ヘイジュード」なんて素敵なんだ！
