【全力でくだらないしw】
こういう、もうどーしようもなく援護しようもないくらいくだらない映画、大好きです。本人たちは大マジだけど、あまりもくだらない設定だったり、理解できない結末だったり。でもそこに向けて誠心誠意、映画制作に取り組む姿は清々しい。河合勇人監督でいうと「ニセコイ」「俺物語」、あとは別監督ですが「帝一の國」とか「センセイ君主」とかその他いろいろありますよね。みんな好き。
こういう全力バカが予想される映画は漫画原作が多いのですが、映画として見て楽しいと思うことはあっても、そこから原作を読むことはほとんどないし、アニメを見ることはまったくない。いくらとても良い内容だとしても。たぶん美男美女が変なことをしてるのを見るのが楽しいんであって、それ以上でもそれ以下でもないからでしょう。でも、それって映画の楽しみの大きな部分。映画の尺に合わせると原作に比べてだいぶ薄くなってるんでしょうけど（今回もかぐやの性格悪い部分とか全然ないし）、別物なのでそれはそれでよし。ただしキャストの本気度、監督の理解度またはアレンジ力、そしてバカのまま突っ走る度胸がかなり試されます。
この映画も、生徒会の4人が豪華（副会長と藤原さんのツーショットチェキ、どうしても欲しい！）なのはもちろん、早坂役の堀田真由、御行の妹役の深尾あむもよかった。あと高島兄もね。そういう細かいところにも手を抜いてないのが好感持てます。カメ止めのプロデューサーとかね。佐藤二朗はいつもあんなもんでしょう。笑
惜しむらくは平野くんも橋本環奈も、いまの実力であと3年前にこれをやってたら、いまでも十分きれいなんだけどもっと一挙手一投足を、ただ顔を、見てるだけで持っていかれただろうな…はい、かなりキモくなってきました。つまりは橋本環奈はかわいい、とそういうことです。ではこの辺で。
201
