大きな権力を盾に、変態的セクハラを繰り返す気持ち悪いジジイ…。
知名度の高いキャスターたちが力を合わせてセクハラ被害を告発するというストーリーだが、期待よりはちょっと大人しい感じで、盛り上がりにかけたような。
しかしニコール・キッドマンにシャリーズ・セロン、そしてマーゴット・ロビーという3人の共演の迫力が凄まじく、間違いなく今作における1番の見どころであろう。
エレベーターであった時の3人の立場が徐々に変化していく様子が非常に面白い。
ジェンダーの平等が叫ばれている現代だが、こういう腐った連中が権力を握っている限り、なかなか改善しないんだろうなと思ってしまう。