スキャンダルのGinのネタバレレビュー・内容・結末

考えさせられる映画だった。被害者が被害を受けた事実を言えない状況がとてもよくわかった。こうして映像でみせてくれると心情が入り込んでくる。被害者はずっと被害者で、つらい気持ちを持ち続けるんだろうと思うと胸が痛い。とりわけ自分を責める気持ちになるのはとてもかわいそうで、悲しい気持ちになる。
社内や業界でとてつもない力を持った人間に立ち向かうのはとても勇気がいることもひしひし感じた。まず怖くてできないし、自分ならその業界を去ることにすると思う。
最後にCEO交代の場面、人が変わっても何も変わらないことに腹が立つ。しかもそれがメディア・報道分野であることも絶望感あった。