このレビューはネタバレを含みます
最初の方はかなり主人公にイラついたし、めちゃくちゃな野郎で女の子が可哀想に思えたけど、なぜか彼女は逃げない。むしろだんだん女の子のほうが強くなるような。だんだん主人公に同情してきてしまう、その生い立ちに。女の子の包容力がすごい。
途中踊ってるシーンとか何の意味あるんかと思ったけど、心に残ってるからなんか意味があるんだろう。
結末がとりわけ良かった。ロッカーの中身やっぱ全部俺のだっていうときのイキイキとした空気。人間的に悟りきったわけじゃないのが人間ぽくていい。最初のシーンの人相とはなんか違ってる。
どのシーンも止めてそのままポストカードにできるようなオシャレ感あった。