2016年に起きたアメリカの"フジテレビ問題"
日本で現在進行形の問題とよく似ていて、既視感だらけだったので、見終わった後、そんなに感想ないなと思ったんだけど、時間がたてばたつほど気分が悪くなってきた。こんなことに人生を狂わされた人がどれだけいるだろう。狂った磁場の中で加害者をサポートした人たちは、正気に戻った時どう思うだろうか。ハラスメントを受けても見返りがあればいいということではなくて、その時奪われたものは一生付きまとって、場合によっては加害の連鎖を生む。この映画の主人公の女性アンカーもハラスメントの屈辱が忘れられず、奪われたものを取り戻すために、迷った末、告発を選んだのだと思った。
性搾取が一掃されてみんなが働きやすい世界になってほしい。