ちくわ

マウトハウゼンの写真家のちくわのネタバレレビュー・内容・結末

マウトハウゼンの写真家(2018年製作の映画)
3.2

このレビューはネタバレを含みます

ナチスはやりたい放題だったんだなあ、と言う前にフランコ政権ね、自国の捕虜の国籍を剥奪するって!
被人道的にも程がある。

エンドロールを見て、映画内で目にしたものが現実としてあったという驚き。
あれ、もっと残酷な写真がたくさんあったはず。
小人症の人が解剖されてホルマリン漬けにされてる映像があったけど、双子とかも研究という名目で人体実験の対象になってたらしい。
人間は誰しも状況によってはあそこまで残酷になれるという恐ろしさ。

ただ、映画としては、その実際の写真を映像化したものに脚色した話を乗せてるから、どうしてもツギハギ感があり、テンポが悪く間延びしていて、恐らくこの作品のメインテーマであろう「ネガを隠し通す」というハラハラ感が薄くなってしまってる。
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