この監督の作品、クセになります(笑)
間がたっぷり。
どこかASMR的。
最高のバディー。
一見すると不必要なのではというものを入れる事による力による暴力だけではない、心にくる暴力。
僕は大好きな作品でした。
間がたっぷりの会話が、これがまた面白いんです。たっぷりしたツッコミや、同調などがあるのですが、それをあの2人がする事で、僕の中で魅力的になっていきました。
また、バディーものなのですが、「明日に向かって撃て!」の、あの2人のような感覚を思い出させてくれるような2人でした。
さらに、ASMR的でした。音がとにかく、よく聞こえます。それが良いんです。呼吸、咀嚼、衣擦れ、足音、発砲、などなど、普通の映画ならそこまで耳にくることはないと思いますが、この映画は、耳にもきます。
そしてたっぷりとした人物描写。
丁寧でした。だからこそ、時間は掛かりますが、納得です。
見る人は選ぶ作品だとは思いますが、今後の作品にも期待したくなる一本でした。
良い時間を過ごせました。