珍しく初日に観た。なぜなら遂にS・クレイグ・ザラー作品が正式に日本劇場初公開されたから。
バルト400席にはこの日を待ちわびたファン(実測男性98%)の静かな熱気が充満していた。
残酷描写は控えめだが、歪なストーリーテリングの妙は過去一なのではないか。特に中盤の若お母さんのくだりは申し訳ないけど歓喜した(笑)。
決してタランティーノぽくはないのだけど、彼が出てきたときにみんなが惹かれたのはやはり「歪さ」だった。そんな興奮が充満している。
159分見応え充分、語りたいことはたくさんあるがまずはこの感動を記しておきたい。