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パリの家族たちのcrnのレビュー・感想・評価

パリの家族たち(2018年製作の映画)
4.0
様々な母親たちとその子たち、あるいは母親になるかならないかを問う人たちの群像劇を、母の日を通して見る作品。普遍的なテーマを、現代のパリを舞台に見せるとこうなるのかと興味深かった。挿入される引用や絵画、そしてセリフの使い方もよかった。

母と子としての自分という関係は、代替され得ない特別なものであり、かつそれぞれの母子の関係はとても個別なもの。レビューを読むと、自身の母子関係を重ねている人が多いことが伝わってきて、テーマの重みを感じた。
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