ゆうぞう

流転の地球/さまよえる地球のゆうぞうのレビュー・感想・評価

3.3
気になる中国の作家・劉慈欣(りゅうじきん)の「流浪地球」の映画化
科学的根拠に基づきながらも天文学的数字クラスの壮大な発想の劉慈欣作品だから映画制作チームも相当な力が入ったと思う。

たしかに映像やCG技術はハリウッド超大作SFに引けを取らないクオリティだけど、人間ドラマがウェット気味、そしてみんなで力を合わせ頑張ろうって
これは国民性によるものなのかな?
だとしたら各国競作でこの映画を作ったら面白いかも。
アメリカなら1人のヒーローが地球を救う、フランスなら果てしない絶望が続く?でFin、インド映画はとにかくカッコよく途中でボリウッドダンス入りで拍手喝采?
日本なら実写版ヤマトのラストみたいに
どう反応したらいいのか俺?状態になるのかな

あ、話が横にそれてしまった(^-^;

「流転の地球」
話の流れがすこしわかりづらいとこはあるけれど、この映画の世紀末的世界観は嫌いではない

ちなみに東宝の名作「妖星ゴラス」に設定が似ていると騒がれてるけど
それはそれで劉慈欣の心の片隅にゴラスの記憶が残ってたとしたら嬉しい事ではないか
ゆうぞう

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