不覚にも泣いてしまったよ。
今日の日本アカデミー賞授賞式までにレンタル始まってくれてありがたい。すぐ見た。
『湯を沸かすほどの熱い愛』があまりにも良かったから、これを超えられないだろうなぁと映画館行かなかったのがバカみたい。
前半コメディで中盤から急にシリアス、最後は浅田家。「笑って泣ける」とはまさにこのこと。ラストもばしっと決まって、思わずスタンディングオベーション！120分に渡った振ってきたフリに対して、最後の最後で回収した感じ。お見事でした！
最初に「これは事実を基に構成した物語」って出てきて、なんで事実からこんな映画を作ったんだろうと思ってたんだけど、中盤であぁそういう話になるのかとなった。(ネタバレになるから言えない)
『湯を沸かす～』で特に感じたけど、中野量太監督は巧みに「驚き」の感情を取り扱う。予定調和を崩したり、期待を裏切るのが本当に上手い！！！(勉強させてもらった)
『湯～』でかなり印象的だった「ビンタ」も本作でも出てくる。ちなみに大好きな『ダークナイト』でも感動的なビンタが出てくる。ビンタいいね。張り手好きになった。
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これで今年の日本アカデミー賞、作品賞とアニメーション賞のノミネート作品10本中8本見たことに(残りは寅さんとドラえもんだから見ない)
さぁこれで今夜の授賞式に臨める！
受賞は『罪の声』と『ヴァイオレットエヴァーガーデン』と予想。予想というか一番感情が揺さぶられたのがこの2本。もしかしたら受賞は『ミッドナイトスワン』と『鬼滅』になるかもだけど。
今年のアニメーションは本当にレベルが高い。例年なら『ジョゼと虎と魚たち』が獲っててもおかしくない。かなり良かったのに！特に『未来のミライ』のときとかなら余裕で。笑
来年はもう自分の中で『ヤクザと家族』で決まりなので、あとは消化試合です。
