デヒ

ラストナイト・イン・ソーホーのデヒのネタバレレビュー・内容・結末

3.9

このレビューはネタバレを含みます

1960年代の英国ロンドンのソーホーの華やかな夜の街。
華やかな夜の街の裏には暗い姿が。ロンドンの夜の文化。女性を冷遇し性的関係を強要する男性たち。アレクサンドラも残酷な異面があるが、そんな行為をした男性たちに同情して許すわけにはいかない。 女性たちはそれなりに最善の方法で現実に打ち勝とうとしただけなのに、被害者と加害者が逆転してしまう現実。映画を観ながら 『プロミッシング·ヤングウーマン』と『ネオン·デモン』を思い浮かべた。 終わらない現実。スッキリしない。


衝撃的な内容やメッセージだが、内容が目新しいとは言えない。クリシェがちょっと見えた。犯人だと思っていた彼が助っ人だったとか一番親しいと思っていた彼女が犯人だったなど。思い浮かべるとクリシェーがあって期待度が下がるが、映画を観た瞬間だけは緊張感が大きくて面白かった。助けてほしいという男性魂たちに「NO」と叫ぶ場面は非常に印象的だった。

アレクサンドラを演じたアンヤ·テイラー·ジョイがとても美しい。 次第に破滅していく姿の演技もすばらしい。 DOWN TOWNは毎日聞いている。
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