MATAO

ラストナイト・イン・ソーホーのMATAOのレビュー・感想・評価

3.5
時代を隔ててシンクロする二人の女性の物語で、ダリオ・アルジェント風の色使いと60年代の音楽で、最後まで飽きずに鑑賞できました。エリーのファッションは、黒服に金髪がグッときました。
サンディは夢破れましたが、エリーはそうならずに頑張って欲しいです。

しかし、よくよく考えると、一体エリーは何を見ていたのか謎が残ります。あの部屋に残された怨念が見せた幻覚でしょうか。
おじいちゃんが車に跳ねられるシーンがありますが、別に跳ねられなくてもよかったのにと思ってしまいました。

エドガー・ライトらしく数々のオマージュが散りばめられているようですが、それほど元ネタに詳しくないせいか気にせず観てしまいました。トーマシンとアニャが見れて眼福な映画でした。
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