第08MS小隊を再編集した劇場版です。
シロー・アマダ隊長のスパイ容疑に関する審問を主点に、情報部のミラー少佐の視点を交えて話が進みます。
ミラー少佐は本編には登場しなかった人物であり、そのため新作カットが多数増えています。
本作は、過去のガンダムの総集編のように長い物語を無理に短時間にまとめようとしたものではなく、OVA本編を部分的に切り取ったような内容となっています。
そのため物語の全体像はつかめませんが、その一方で駆け足感はそれほど無く、総集編としては比較的見やすい内容になっているように感じます。
しかし、本編が短いのだから本編を見ればいいのであって、やはり本作は蛇足のように感じました。
