ロボットマン

ラストナイト・イン・ソーホーのロボットマンのレビュー・感想・評価

3.8
ファッションデザイナーを志すエロイーズはロンドンのソーホーにあるデザイン学校へ入学するが、寮の仲間たちに馴染む事が出来ず寮を離れアパートを借りて独りで暮らし始める。
エドガー・ライトだしテンポの良いSFロマンスかなと思っていたらホラーだった。
ただ普通の怖がらせるのが目的のホラーとは違ってドラマティックホラーとでも言うのか、60年代のファッションや映画や音楽に思いを馳せる田舎育ちの純朴な少女の目を通して見る、憧れや郷愁も感じる切ないホラーだった。
まぁ正直エドガー・ライトに求めていたものとは違ったのと、観ながら「トーマシン・マッケンジー版のノスタルジックSFロマンスなミッドナイト・イン・パリにならないかなぁ」と思ってしまったのはあるけれど。
何気にマット・スミスを映画で観たのは初めてだったので嬉しい。
ストーリー上仕方ないけどトーマシン・マッケンジーは髪を染めないでほしかった。