ふぐ子

ラストナイト・イン・ソーホーのふぐ子のネタバレレビュー・内容・結末

3.5

このレビューはネタバレを含みます

「パリ怖い。ばぁちゃんの言うことは聞け。」

2023年、23作品目「ラストナイト・イン・ソーホー」です。
2021年公開。
監督兼脚本はエドガー・ライト。
ベイビー・ドライバー大好き!
もう一人、脚本にはクリスティ・ウィルソン=ケアンズ。

■あらすじ
ファッションデザイナーを夢見るエロイーズ(トーマシン・マッケンジー)は、ロンドンのソーホーにあるデザイン専門学校に入学する。
しかし同級生たちとの寮生活に馴染めず、街の片隅で一人暮らしを始めることに。
新居のアパートで眠りにつくと、夢の中で60年代のソーホーにいた。
そこで歌手を夢見る魅惑的なサンディ(アニャ・テイラー=ジョイ)に出会うと、身体も感覚も彼女とシンクロしていく。
夢の中の体験が現実にも影響を与え、充実した毎日を送れるようになったエロイーズは、タイムリープを繰り返すようになる。
だがある日、夢の中でサンディが殺されるところを目撃してしまう。
さらに現実では謎の亡霊が現れ、徐々に精神を蝕まれるエロイーズ。
果たして、殺人鬼は一体誰なのか、そして亡霊の目的とは-!?(Filmarksより引用)

■感想
「ソーホー」は英国のロンドンにある繁華街らしいです。

今回もベイビー・ドライバーと同じぐらいスタイリッシュ!おしゃれ!
登場人物のファッションも良いし、音楽も良き!
ホラー要素があるのは知っていたのですが、そんなに怖くなかったですね。
ちょっとびっくりするかも、ぐらいの感じ。(私はホラー苦手です)
R15らしい作品だなって感じでした。

サンディがとにかく可愛くて、綺麗で、妖艶で、強か。
もうこういう女性大好き!
だけど、悲しいお話でした。

エロイーズも都会に出てきたばかりの時と、サンディに感化され始めた時ともう全然違う。
田舎娘って感じでぽわぽわした感じも可愛かったけど、サンディの影響でどんどんイイ女に。
どっちも最高だった・・・。

しかし、エロイーズちゃん災難すぎる。
父は知らない、母は自殺。
ルームメイトや周りの女たちはくそったれ。
引っ越した先は事故物件。
ラストに向かうに連れ、「どうか夢は諦めないで欲しい・・・」と思っていたので、ファッションショーを成功させてる姿を見てほっとしました。

ジャックを始めとする男たちがも〜最悪でしたね。
あの映画で出てきたまともな男ってジョンだけでしょ。
ジョンがサンディの部屋に初めて来たシーンで、ジョンがサンディから離れてっちゃうのかもと思ったけど、もう本当マジでイイやつだった・・・。
少しでも疑ってごめんよ・・・。

ジャックは最初見た時、海外版鈴木亮平かなって思いました。
(狐狼の血の時の)

いやー、まさかあのじいさんがあの時の警官だったとは・・・
でも、あのじいさんも悪いだろ!
なんであんな不安になるようなことするんや!!謎!!

そして大家ぁ・・・。
いい大家さんだなぁ、って思ってたのに・・・。
殺したおっさんたちが大甦りしたのは笑ったし、「へールプ・・・へールプ・・・」もめちゃくちゃ笑ったw
どの口で「殺してくれ」って言ってんのよw
あそこでちゃんと主人公が「いや」って言ったのは良かった。

おしゃれ怖い感じの映画で楽しめました!
赤と青のネオンが脳裏に残ります。
ふぐ子

ふぐ子