ジャイロ

ラストナイト・イン・ソーホーのジャイロのレビュー・感想・評価

3.7
えーっと、この娘は新聞紙を着てるのかな?

なるほど前衛的ですね

と油断したところになんかいるーーーー!!!

というオープニング

主演は、ニュージーランドの女優トーマシン・マッケンジー。タイカ・ワイティティの『ジョジョ・ラビット』の子か。シャマランの『オールド』にも出てましたね。なんか、スラっとしてシュッとしてきましたね。バレリーナみたい。

アニャ・テイラージョイが出てくると聞いていたのですが、なかなか出てこないから心配しました。そして忘れた頃にテイラージョイ。そーゆー感じね。なるほどなるほど。

監督はエドガー・ライト。いろんなことに挑戦していく彼の作品は結構好きなんです。



ラストナイト・イン・ソーホー

ソーホーとは

「Small Office Home Officeの略

小さなオフィスや住まいをオフィスとして活用して働いている人を指す」

と思うじゃないですか?

(実は後である意味そうなんだと気づくんですが)

違うの

ロンドンのソーホーは、言わば歓楽街。かつて性風俗や映画産業で賑わった歴史のある場所なんだとか。新宿歌舞伎町みたいなもんか。そんなソーホーとは露知らず、ミッドナイトのパリのような狐につままれた話かと思っていたら突然落とされてびっくりした。

視える人

心の病

どぎつい色彩と不思議な邂逅

そしてくだんの大炎上

ホラー要素も醸し出しつつ、最後にサイコサスペンスになだれ込む。なんかもう観てるこっちが大変でした。いろいろと突っ込みたくなる気持ちはわかる。とりあえず細かいところは置いとくとして、個人的には楽しめました。