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ラストナイト・イン・ソーホーのMrNOのレビュー・感想・評価

4.3
個人的 エドガーライト祭り
 
挿入歌の選曲が相変わらず素晴らしい。
ワールズウィズアウトラブ/ピーターアンドゴードン(レノン-マッカトニーの作詞作曲)で始まり、
映画タイトルのラストナイト〜も60年代のイギリスのポップグループ、デイブディーグループの曲のタイトルで、エンドロールに流れます。

江戸川来人監督には珍しく、女性が主役です。なんといっても、アーニャ・テイラー・ジョイの魅力に尽きます。

もう一人の主役はトーマス・マッケンジー、ジョジョラビットで、壁の奥に隠れてたユダヤ人女性の役の娘です。

イギリスのど田舎から、ロンドンのデザイン学校に転校してきた女の子エリー、が主人公二人のウチ一人。60年代のスウィンギングロンドンのファッションと音楽が好き、奇妙な能力があってあの世が見えたりする。

今時の寮生とは上手くいなかくて、これまた古風なアパートに部屋を借りる。
そのアパートに60年代に住んでいたらしい、歌手志望の同世代の女の子がもう一人の主人公サンディ。
エリーは時間を超えて同一化して60年代のロンドンへ。

二人が入れ替わり現れるところの映像マジックが見事です。
二つの時代と二人の女の子が、合わせ鏡になって、
ここからは見てのお楽しみ。ミステリー、サスペンス、ホラーっぽく。

エドガーライトの傑作です
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