ニハサラダ

ラストナイト・イン・ソーホーのニハサラダのレビュー・感想・評価

4.0
「憧れと現実」

憧れの服飾学校に無事合格した田舎っぺガールエリーは、周りのパリピ同期に馴染めず寮を出て1人暮らしを始める。暮らし始めた初日、エリーは自分とは正反対のイケイケで舞台に憧れをもつ駆け出しの夢追い女性サンディーになりきる夢を見る。目が覚め、直様夢の中でサンディーが着ていたドレスを制作し先生から高い評価を受け、エリーは脳死で毎夜夢に出てくるサンディーに憧れを抱き始める。夢を見たいがために、20時くらいになったら寝るという小学生みたいな生活を送り始め、気が付けば憧れのサンディーを真似て髪をブロンドにし格好や発言もサンディーに寄っていき、順風満帆に学園生活兼サンディー生活を満喫していく。しかし毎夜見るサンディーの夢は思わぬ方向に進んでいく...。

いや、しゃれてんなぁ〜...
60年代の雰囲気が絶妙すぎる。
しかも普通に面白いのがまた良い。

エドガーライトは本当に音楽の使い方とカットがうまいなぁとつくづく思う(特に夢と現実のコントラスト的表現が素晴らしい)

途中ちょっと映画疲れ的なのもほとんどなく、なんかサクッと観れた。

最後のたたみかけもすごく良い塩梅で綺麗な終わり方。ほんまに良い塩梅の映画。また観ても良い。
ニハサラダ

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