全然だめだこりゃ案件だった。
実験成功早とちりの自身での臨床実験。超えてはならぬ一線超えちゃう系科学者のテンプレ通り導入。
ガバガバ警備の研究室。とか、そういうかわいい緩さ具合は良いとして、展開てきな所の甘さというか酷さがやばい。
シーンが変わると言動と行動と記憶が不一致になる主人公たち。
お前の力で俺の命は助かるのに何で拒むんだー！ってヤツさぁアメスパ2でもうやったじゃん。
親友のお前いつどうやって血清自分にも打ったんですかという説明の無さ。
金持ちだからという一言で何でも済むと思うなよ。
身内の死の軽さ。死んだ(と思った)彼女の血でパワーアップ展開とか何それって古臭さ。
そして、突貫マルチバース。なんの理屈付けも無いヴァルチャー復活。
てかモービウス先生、この戦いが終わったら始末をつけるんだ的な雰囲気で死に至る打ち消し薬2本目つくってたけど全然自分に打つ気ないやん。
良い点もあったけどさ。
同じ境遇で明暗別れた親友同士、いずれレッドを選択せざるを得ないタイムリミット、能力持ちが見てる世界を表現するエフェクト、104分というコンパクトさ。
マットスミスのナルシス頬爛れキモ男演技は、ラスト・ナイト・インソーホーに続き良かった。そん時とキャラ被ってんな。
うーんでも大丈夫か今後。
トムホスパイディと絡むイメージがつかないし、観たいという意欲があまり、、
みんなの甥っ子トムホ君にあんまり近づかないでくれませんかねぇ。
