2074本目。ヒーローになるまでが、マーベル映画としては長いです。ちょっともたつく感じです。病気治癒と人間性喪失という、かなりシビアな葛藤がマーベルとしては珍しく、それを売りにしたかったのかと思います。真犯人に気付くのが、アッサリし過ぎで、サスペンスがありません。まあ、その後の対決に重きを置きたいのはわかります。ドラキュラと大差ないビジュアルと、あまり特徴のない能力とアクションは、ダーク・ヒーローとして魅力が少なく感じます。エンド・ロールで明かされる新たな事実を考えると次作のほうが面白いかもと感じました。しかし、ユーモアが売りの他のヒーローとのコラボは微妙なのではないでしょうか。
