いかにも大作な立て付けの本作。昔ながらのハリウッド大作というか、やはりどうしてもいろいろツッコミどころがあり、よくできてる〜とは言い難い。。まず冒頭のあの顔が、年月経ったとはいえ、ああなるかね？？あんな綺麗になるとはとても思えないんだが...。また、その後ポワロの悲しい件については、セリフでのみ語られるのだが、最初に回想があるので、あえて回想シーンにしていないのが、意図が出過ぎてて気になる。そしてとにかく人が死ぬまでが長く...確かに前振りは必要なんだが...うーん、長い。。。誰か死なねえかなあってのが前半。で、気づいたら、全然ポアロさん活躍できずに、あれやこれやと事件が進み、気づけばあんなことに。。。金田一より活躍できない。ほんとに名探偵ですか？原作がそうなんすか？？あと犯人はねえ、他のポアロの映画で近いのあったんすよねえ。これは別にいいんだけど、どいつもこいつもいやあああな感じ。だいたいこの金持ち集団の時点でね。それは別にいいんだけど、でもそのせいで前振りがやはりあまり共感できず、長く感じたのかもしれない。ある人がいい人と思われてるが、実はそうでもない、みたいな流れなんだけど最初から「いや、お前そら嫌われるで」って思うし、それをあの俳優さんに演じさせるのは、余計になんか見づらくなってるんだよなあ。
