過去観賞
ドキュメンタリー風にインタビューを悪意で切り取り編集した確信犯的プロパガンダ作品。
真面目に人権問題を考えたくて観たが、作為が目につき、ワルノリし過ぎで、いくらなんでも、この編集は逆効果ではないかと思った。
人権問題はないと主張する人々をローアングルからのライティングで陰影の深いアブラギッシュに映し出し、まるで悪役悪大官さまに演出していた。ご当人方は怒らなかったのだろうか。
そういう意味では、映像や編集で印象を誇張するのは簡単であり、ドキュメンタリー風に名打っていても、作為によりどうにでもなる。ワイドショー的作品。
きちんと人権問題を考えたい人には不向き。同じ題材でこの素材を使って、演出と編集により逆の印象を意図的に作れるだろう。
こういう形にしたかった気持ちはわかるが正々堂々と公平にきちんと議論できるように作るべき。このやり方は卑怯だと思った。
追記(2022.1.28)
私は人権問題はもちろんあると思っていますし、主張は理解しています。が、内容ではなく、表現の仕方と方法に納得がいかないので、この評価です。
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