フラワーアレンジメントとファッションスタイリングがずば抜けてハイセンスな村人しかいない殺人カルト村の夏至祭りの話。感性が尖りすぎて人の命に対する価値観が歪みすぎてるので凡人には理解できません。
ホラーでもスリラーでもない、今年イチどうでもいい映画だった。
「怖くて震えが止まらない」とかレビュー観たけど肩透かしひどすぎて震えるわ。確かに人がぐちゃぐちゃになったりするけど「人形だよね、あれ」って解るから全然怖くないんだよね、あれがリアルに見せれたら戦慄のファンシースリラーになったのに。
ただひとつ言いたいのは村人のお洋服すべて譲っていただきたいということ。刺繍のモチーフや色、スカート丈やワンピースの広がり、背中のドレープなどひとつ足りとて「それはいらない」というものがなかったし、花冠に使う花の色やふんわり感はとんでもなくかわいかった。狂気の風習より、このセンス受け継いでいこ。
