前作『へレディタリー 継承』が死ぬほど好きで監督の日本語化されてない短編なども観れるものはなるべく観た。だから本作には死ぬほど期待してたのだが自分の中でのハードルが上がりきってたのが良くなかったのかイマイチだった。でも別につまらなくはない普通に面白い映画です。現代の『ウィッカーマン』って感じで若者や女性中心に人気が出たのも充分わかる。だけど正直、僕はミッドサマーに出かけて以降の展開は全て予想通りすぎて面白くなかった。というのも前作『へレディタリー 継承』は予想つかない展開が後半まで続いたから無意識にそれを求めてしまったのかもしれない。本作を観てアリ・アスター監督の見えなかった底も何となく見えてしまった。それとミッドサマーに出かけた後のメインストーリーよりも、出かける前の主人公家族に何かが起こる冒頭5分くらいの方が何倍も良かった。だから個人的にはミッドサマーに出かけず都会でソーシャルホラーして欲しかった。次回作に期待します。
ブログにも感想書いてますhttp://gock221b.hatenablog.com/entry/2020/02/23/000154
