もりのさかな

ミッドサマーのもりのさかなのネタバレレビュー・内容・結末

ミッドサマー(2019年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

ミッドサマーなのに真冬と言ってもいいようなシーンから始まり、それが終わると一気に夏になるところから狂気的なものを感じずにはいられなかった。
恐怖を感じるような行為でも音楽は明るいところが多くて、これがカルト宗教だ!と言われた気持ち。
ダンス競争?の花冠はもちろんエンドロールにも花が用いられていて、あの村において花が重要な役割を果たしてたのかなぁとは思うけど、花の神様とか分からないし調べてないのでどうなんだろうな。ルーン文字が至る所に使われていてその意味とか、様々な絵画の意味とか全然分からなかったので、もう一度観たいしパンフもほしい。
気にしない人はnoteで解説してる人がいるからそのページを読むべきかなと思う。自分じゃ到底気づかなかったであろうことまで気づき解説してるので、作品の作り込みの深さに驚くと思う。セックスシーンがキモイという話から、あのギャラリーを無視して始め、途中その手を借りながらフィニッシュするという行動が常軌を逸していて神話や絵画の世界だな、と思った。

以下はどう考えても残念だったので、ただの愚痴を漏らしてるだけです。
視聴後いちばん心に残ってしまったのが、モザイクのシーン。そもそもセックス始める前はなにもしてなかったのに、やってる途中から終わったあとにはモザイクかけるってどういうこと?モザイク処理も結構雑でどうしてもそこに目がいってしまう。レイティング上げてでも全てオープンにするべきだった。他のシーンを全部見せていただけに許せない。(各国より日本のレイティングシステムが結構厳しいからそうなったんだろうなという気持ちだけど、でも許せないな〜と思ってしまう)
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