不謹慎なワクワクを体験できる真昼のサイケデリア映画
すんごい絵が綺麗で明るくて、血が映えてた！！
話の展開は「2001人の狂宴」ぽく、そこに人の内面を足して、格段にコントラスト上げて、薬漬けにした感じ
独特な死生観とか価値観とそれに伴った儀式なんかは、村人にとって夏陽が沈まないことと同じくらいに当たり前のようで、そのことになんの疑問も抱いてないみたい笑
普通の社会で暮らしてる人間にはわからなそうな感情で泣いたり笑ったりしてるから、自分達の感情とは相容れないし、ほんとの家族みたいに歓迎されてたあの空間で孤独を感じるっていう不思議な体験
そこにピッタリな音と絵がたたみかけてきて、怖い感情からくるものとは違う鳥肌が終始立ってた
別になにかの復讐だとか、サイコパスだとか、村の絶対的リーダーに従わざるを得ないとか、そういったもんじゃない
そうゆうとこに生まれる気持ち悪い感情と、主人公が持ってるトラウマとかがうまくがっちゃんこする感じ
風習、儀式、人の仕草、やばいもの感がビンビンでてる物体、それぞれの設定が作り込まれてるから何回見ても楽しめるはず
嫌なことあってもこれ観てリセットできそう
