君の誕生日の灯台守のレビュー・感想・評価

あのお母さんの立ち振る舞いこそが自分には一番近い。

だから美しいオープニングから「完璧な」ラストカットまでオレに点を削ることなんかできない（ただ他に好きな映画がある、それだけの理由で削った）。

セウォル号沈没事故の後日談。映画的な演出は数手で止めてドキュメントに寄せながら物語は語られる。そこにある優しさや深い配慮が終始映画に寄り添ってくれた。

登場人物一人一人が空に散りばめた星のように夜を照らしている。