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幸福路のチーのmaricaのレビュー・感想・評価

幸福路のチー(2017年製作の映画)
4.0
もうずっと泣いた。なんかクライマックスとかそんなの関係なく最初から最後までグッと来るシーンがとにかくいっぱいある。お父さんがとてもよかった。ガッチャマンって日本のアニメだよね?台湾でも人気だったんだなあ。
台湾のここ数十年の歴史とか流れみたいなものを理解した上で観るとさらにおもしろかったんだろうけど、ざっくりとしか知らなかったのでもっと勉強しなくちゃと思った。

ほんのりディズニーっぽさもあるけれど、ジブリ(大人と子供のチーの交流はおもひでぽろぽろ、トラックに乗って引っ越すシーンはトトロなど)、さくらももこ(絵のタッチ)、夜明け告げるルーのうた(チーのキャラ)、日本人に馴染みのあるアニメの要素みたいなものがたくさん詰まっているからこそ余計に心に来るものも多いのかも。
自分を導いてくれるようなおばあちゃんとの絆が強い部分では、モアナと伝説の海にも似ている気がした。しかしおばあちゃん頼もしすぎるな…私もチーのおばあちゃんにいろいろ相談したい…
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