【台湾アニメのレベルの高さ】
台湾アニメを見たのは初めてでした。
だけど、そのレベルの高さにびっくり。
日本もうかうかしてはいられないなと思いました。
戦後台湾の、とある少女の半生を描いています。
彼女だけじゃなく、周囲にいる少年や少女の暮らしも。
日本と台湾は違うけれど、高度成長期の日本を体験している人間には、どこかなつかしい感じがする。
台湾の先住民の血を引いている祖母だとか、アメリカの青年だとか、多様で異質な要素が交錯する。
政治的な側面もちゃんと盛り込まれている。アメリカの世界貿易センタービルへのテロも。
そして、何より、現実と夢想の交錯が見事。
「台湾アニメ? そんなの、あったの?」と思っているあなたは、ぜひ。