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幸福路のチーのchamのレビュー・感想・評価

幸福路のチー(2017年製作の映画)
4.5
1人の女性の幼少期から思春期を、子どもらしい現実から離れた空想のアニメーションも交えて振り返りながら時代が流れ、今の台湾社会の土台を見ている感じだった。私が子どもの頃大好きで見てきた日本のアニメとも似た雰囲気があって懐かしい気持ちになった。子ども時代に抱いた理想と大人になってから実感する現実のギャップ。けれどどの時代にも自分の目で見たこと感じたことには嘘はなく、うまくいかないことだらけの人生でもその先には希望はあると感じさせてくれる作品だった。
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