たっつんつくつく

幸福路のチーのたっつんつくつくのレビュー・感想・評価

幸福路のチー(2017年製作の映画)
3.3
台湾発のアニメ映画、というのに惹かれて観賞。
アメリカでの生活に疲れ、故郷の幸福路に主人公のチーが帰ってくるところから始まる。
久しぶりの故郷に癒されたり傷ついたり再会したり別れたりしていく。

作画のゆるいタッチから優しい印象を受けるけど、台湾の歴史に切り込んだなかなかシリアスな筋書き。
大地震の描写とか結構リアル。

昔の友人と語る場面で「誰も夢を叶えられなかったね」というセリフにギョッとするけど、
その後「今が幸せならそれでいい」というメッセージが染みてくる。
じわじわきちゃう映画でした。